※2023年公開の記事を2026年5月時点の最新情報に更新しました
「お小遣いって、お手伝いの対価として渡したほうがいいの?」
「定額でただ渡すのと、何が違うの?」
子どものお小遣いの渡し方に悩むママは多いと思います。
我が家でも、子どもたちが小学生・中学生だったときに、「お手伝いをしたらお金を払う」という方法を2ヶ月だけ試したことがあります。
結果から言うと、お小遣いそのものの渡し方は元の定額制に戻しました。
でも予想外に、子どもたちの家事スキルが上がり、お手伝いをしてくれる頻度が増えるという嬉しい効果が残りました。
今回は、そのリアルな実体験と、5年以上経った2026年の今振り返って思うことをお伝えします。
我が家の家族構成(2026年5月時点)
まず簡単に、我が家のメンバーを紹介します。
- 夫 むぅさん
- 長男 ひぃ君 大学1年
- 長女 ふぅちゃん 高校2年
- 次女 みぃちゃん 中学2年
私は税理士事務所でフルタイム勤務をしながら、2018年からNISA・積立投資を続けています。
子育ての目標はシンプルで、生活面・精神面・金銭面で「自立」できる子に育てること。
そのために、お金の教育も家庭の中で少しずつ取り入れてきました。
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これまで試したお小遣いの渡し方3パターン
我が家でこれまで試してきたお小遣いの渡し方は、大きく分けて3つあります。
- お小遣いは渡さず、必要な時に渡す
- お手伝いをした事に対して対価を払う
- 年齢に応じて、毎月定額を渡す
今回お話するのは、②お手伝いの対価としてお金を払う方法です。
きっかけは「世界最強メソッドで、お金に強い子供に育てる方法」という本
子どもたちがまだ小学生だった頃、私はある本に出会いました。
📖 「世界最強メソッドで、お金に強い子供に育てる方法」(著者:酒井レオさん)
この本には、海外の家庭で実践されているマネー教育について書かれていました。
特に印象的だったのは、ユダヤ系の家庭でよく行われているという、
- お手伝いの対価として子どもにお金を払う
- 子どもから家賃や食費を払ってもらう
という考え方です。
私自身は「お手伝いは家族として当たり前にやるもの」と教えられて育ったので、最初はかなり衝撃を受けました。
「お金をくれるならお手伝いするけど、ご褒美がないならやらない」
……そんな子になったら嫌だな。
正直、こう思いました。
でも本を読み進めるうちに、
裕福な家庭ほど、家の中を「労働と対価」「効率よく稼ぐ仕組み」を学ぶ場として活用している
という考え方に納得し、「うちでも試してみよう」と思ったんです。
お手伝いに「値段」をつけてみた|我が家のルール
夏休みに入る直前のタイミングで、早速ルールを決めました。
お手伝い1回あたりの報酬
| お手伝いの内容 | 報酬 |
|---|---|
| お風呂掃除 | 1回 50円 |
| 階段掃除 | 1回 20円 |
| 洗濯干し | 1回 50円 |
| 洗濯たたみ | 1回 30円 |
| 玄関の掃き掃除 | 1回 20円 |
そして、
✅ 家賃+食費として月500円を子どもから払ってもらう
これを加えました。
子どもたちからは大ブーイング
このルールを発表したときの子どもの年齢は、中2・小6・小3。
最初の反応はこんな感じでした。
- 「お手伝いしないとお小遣いゼロなの!?」
- 「家賃?食費?お金取るの!?」
- 「今までと比べて損じゃない?」
我が家はそれまで「年齢×100円」の定額制だったので、当然の反応だったと思います。
そこで、
「これを毎日やったら、今のお小遣いよりずっと多くもらえるよ。
お母さんも助かるし、すごくいいと思わない?」
と伝えたら、目をキラキラさせて「じゃあやる!」となりました(笑)
ただし、私の中の軸はブレないように、こうも伝えました。
「お手伝いは本来、家族として当たり前にやるもの。
でも今回は『仕事をしたらお金がもらえる』ということを体験する勉強としてやるからね」
毎回お金を渡すのは面倒なので、お手伝い一覧表を作って誰が何をやったかを記録。
1ヶ月分をまとめて精算する方式にしました。
2ヶ月試した結果|子どもたちの収支
実際にやってみた結果がこちらです。
1ヶ月目の結果
| 子ども | 当時の学年 | 稼いだ金額 | 家賃・食費 | 手取り |
|---|---|---|---|---|
| ふぅちゃん | 小6 | 3,100円 | -500円 | 2,600円 |
| みぃちゃん | 小3 | 2,600円 | -500円 | 2,100円 |
| ひぃ君 | 中1 | 500円 | -500円 | 0円 |
ふぅちゃんは、それまでの年齢×100円ルールだと600円だったところ、2,600円と4倍以上の収入に。
逆に長男のひぃ君は、すでに貯金がある程度あったため「増やすことより、減らさないことが大事」という考えで、最低限の500円分だけお手伝いをして家賃を払うスタイル(笑)
2ヶ月目もほぼ同じ結果になりました。
なぜ2ヶ月で終了したのか
正直に言うと、
- 私の管理(一覧表のチェック)が地味に大変
- 夏休みが終わって、子どもたちのお手伝い時間が減った
この2つの理由で、2ヶ月でいったん終了しました。
「マネー教育としてどう稼ぐかを考える」という、本来一番大事なところまで深掘りできなかったのは少し心残りです。
ただ、
- 「草取りするからいくらくれる?」と自分から提案してくる
- 「その仕事はあのお手伝いより安いと思う」と値段交渉してくる
こういう、ちょっとした「労働と対価」の感覚が芽生え始めたのは確かでした。
予想外によかった3つのこと
お小遣い制度は元の定額制に戻したのに、子どもたちには確かな変化が残りました。
① 家事スキルが上がった
お手伝いを繰り返すうちに、
- 洗濯の干し方が上手になった
- お風呂掃除の手順を覚えた
- どのお手伝いに何分くらいかかるか分かるようになった
つまり、「やったことがある」状態になったんです。
② お手伝いの心理的ハードルが下がった
以前は声をかけても「えー、めんどくさい」と返ってきていたのが、
「いいよ、やるよー」
とすんなり動いてくれるように。
「やったことがあるから、どれくらい大変か分かる=怖くない」という感覚みたいです。
③ 夏休みの家事が「子どもの仕事」になった
その後の夏休みも、
- 洗濯干し
- 洗濯の取り入れ
- お風呂掃除
これは子どもたちの担当に。
私にとっては、家事の夏休みになりました(笑)
2026年の今、振り返って思うこと
あれから5年以上が経ち、子どもたちは大きく成長しました。
- 長男(大学1年):ドラッグストアでアルバイト中。月収約55,000円のうち、1割の5,000円をオールカントリーで積立投資中
- 長女(高校2年):高校1年からバイト。100円玉貯金で7年間に4万円貯めた貯金大好き派
- 次女(中学2年):夏休みの洗濯干しは今も担当
振り返ってみると、お金の教育の効果は、すぐには見えなくても、何年も経ってから現れるものだと実感しています。
たった2ヶ月の「お手伝い=対価」の体験が、
- 「自分で稼ぐ感覚」
- 「お金は労働の対価」
- 「家事は自分にもできる」
こうした下地になっていたのかもしれません。
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まとめ|お手伝い×お金の体験は「短期間でも価値あり」
我が家の経験から伝えたいのは、こんなことです。
- お手伝いの対価制度は、ずっと続けなくてもOK
- 2ヶ月でも、子どもの家事スキルとお金感覚は確実に育つ
- 親が完璧に運用しようとしなくていい(管理が大変ならやめてもOK)
- 大事なのは「労働と対価の関係を体験させる」こと
「我が子にもお金の教育をしてみたい」というママは、夏休みなど期間限定でぜひ試してみてください。
きっかけになった本はこちらです。
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※本記事は個人の体験談です。子育てやお金の教育の方法はご家庭の方針に合わせて取り入れてください。
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