ふるさと納税、令和2年から続けている私がリアルに教える|年末のカニが家族の楽しみになった話と収入が変わる前に知っておきたいこと

家計・節約

※子ども3人家庭のリアルなお金の話です

毎年12月になると、我が家に福井からカニが届きます。

ふるさと納税のおかげです。

越前ガニ、ズワイガニ……年末のカニは、我が家の冬の楽しみになりました。スーパーでは手が出ない価格でも、ふるさと納税なら実質2,000円の負担で産地直送の特産品が届きます。

ふるさと納税を知ったのはママ友からでした。「面倒そう」と後回しにしていましたが、令和2年にようやくスタート。始めてみたら驚くほど簡単で、毎年続けています。

今日は仕組みの説明よりも、私の実体験を中心にお伝えします。特に後半の「来年収入が変わる方へ」は、退職・育休・転職を控えている方にぜひ読んでほしい内容です。

ふるさと納税とは?3行でわかる仕組み

ふるさと納税とは、好きな自治体に寄付をすると、翌年の税金が減る制度です。

さらに寄付のお礼として返礼品(食品・日用品・体験など)がもらえます。

  1. 好きな自治体に寄付する
  2. 翌年の住民税・所得税が減る(実質負担は2,000円のみ)
  3. お礼に返礼品(食品など)が届く

どうせ支払う税金を、返礼品がもらえる形で活用するイメージです。

実質2,000円でカニが食べられる理由

たとえば10,000円のカニの返礼品を選んで寄付したとします。

内容 金額
自治体への寄付額 10,000円
翌年の税金が減る金額 ▲8,000円
実質の自己負担 2,000円
手元に届くもの 産地直送のカニ

10,000円寄付しても8,000円分の税金が戻ってくるので、実質2,000円でカニが届くということです。

📌 大前提:上限額の範囲内で寄付した場合に限ります

実質2,000円になるのは、控除上限額の範囲内で寄付した場合だけです。上限を超えた分は全額自己負担になります。上限額は年収・家族構成によって異なるので、必ずシミュレーターで確認してから寄付しましょう。

我が家が選ぶ返礼品

私が返礼品を選ぶときの基準はひとつです。

「普段、値段を見て買うのをためらうもの」を選ぶ。

どうせ払う税金なら、日常では手が出にくいちょっとした贅沢を楽しむ機会にしています。

① 福井のカニ(年末の我が家のイベント)

毎年12月、年末の楽しみとして必ず選びます。福井の越前ガニやズワイガニは、産地直送ならではの鮮度と量。年末の食卓が一気に華やかになります。

「今年も届いた!」と家族みんなで喜ぶのが、すっかり年末の恒例行事になりました。

② 特産のお肉

産地直送の牛肉や豚肉は、スーパーで選ぶものとは味が違います。特別な日の夕食に、ちょっとした贅沢ができるのが嬉しい。

③ 甘エビ(娘が大喜びした話)

ある年、娘の大好物の甘エビを選びました。産地直送なので量がたっぷり。箱を開けたとき、娘が本当に大喜びしてくれました。

節税とか仕組みとか関係なく、「家族が喜んでくれた」というのが、ふるさと納税を続けている一番の理由かもしれません。

💡 返礼品選びのコツ

「普段スーパーで手が出ないもの」を選ぶと満足度が高いです。カニ・高級肉・海産物など産地直送の特産品は品質も高く、ふるさと納税ならではの体験になります。

申請はワンストップ特例が一番簡単

ふるさと納税を始めない理由として「確定申告が面倒」という声をよく聞きます。私も最初はそう思っていました。

でも会社員やパート勤務の方にはワンストップ特例制度があります。確定申告不要で、申請書を出すだけで完了です。

📌 ワンストップ特例とは?

寄付先の自治体に申請書を提出するだけで確定申告が不要になる制度。以前は紙の郵送のみでしたが、現在はオンライン申請できる自治体も増えています。

利用できる条件は2つ:

  • 寄付先が5自治体以内であること
  • 確定申告をしない人が対象(医療費控除・住宅ローン控除〈初年度〉などで確定申告が必要な方は、ワンストップ特例が無効になりふるさと納税も確定申告に含める必要があります)

⚠️ 子育て世帯は医療費控除を使うケースも多いので、ご注意ください。

  1. ふるさと納税サイトで返礼品を選んで寄付する
  2. 自治体から届く申請書に記入して返送する(オンライン申請も可)
  3. 翌年6月から住民税が自動的に安くなる

私はワンストップ特例を使うため、寄付先を5自治体以内に収めるようにしています。厳選するブレーキにもなって、ちょうどいいです。

いくら寄付できる?シミュレーターで確認を

ふるさと納税には控除上限額があります。年収・家族構成・その他の控除状況によって金額が変わるため、各ふるさと納税サイトのシミュレーターで確認するのが一番正確です。

✅ シミュレーターの使い方

  1. ふるさとチョイス・楽天ふるさと納税などのサイトにアクセス
  2. 「控除額シミュレーター」を選ぶ
  3. 年収・家族構成を入力するだけ(3分ほどで完了)

上限を超えた分は自己負担になるので、必ず事前に確認してから寄付しましょう。

【来年収入が変わる方へ】今年が「前納」のチャンス

ここからは、来年収入が下がる予定の方にぜひ読んでほしい内容です。

退職・育休・産休・転職・パートへの転換……収入が変わる前の年のふるさと納税には、特別な意味があります。

住民税は「前年の収入」で計算される

住民税は、前の年の収入をもとに計算されます。つまり今年収入が高くても、住民税の支払いは来年です。

時期 収入 住民税の計算もと
今年 高い(現役) 昨年の収入
来年 低い(退職・育休など) 今年の高い収入 ← ここが痛い
再来年 低いまま 来年の低い収入

来年は収入が大幅に下がるのに、住民税だけは今年の高い収入をもとに計算された金額を払うことになります。収入は減ったのに税金だけ高い——これが退職・育休直後に家計がきつく感じる理由のひとつです。

今年のふるさと納税は「税金の前納」

今年ふるさと納税をすると、その控除は来年の住民税から引かれます。

つまり「収入は減ったのに高い住民税」が来る来年、その住民税がふるさと納税の分だけ少なくなります。

イメージ

今年、収入が高いうちに税金を「前納」しておく感覚です。
返礼品もしっかりもらいながら、来年の家計の負担も軽くする。
今年が一番大きくできるラストチャンスかもしれません。

退職年は確定申告も活用できる

退職した年は年末調整ができないため、翌年2〜3月に確定申告が必要になります。この場合、ワンストップ特例は自動的に無効になりますので、ふるさと納税を確定申告に含めて申告する必要があります。「ワンストップ特例に加えて確定申告」ではなく、「確定申告に切り替える」イメージです。確定申告でふるさと納税を申告することで、所得税の還付と翌年の住民税控除の両方が受けられます。

※退職金はふるさと納税の上限計算には含まれません。退職年の寄付上限は給与収入のみで計算してください。詳細は各サイトのシミュレーターまたは税理士にご相談ください。

まとめ

  • ふるさと納税は実質2,000円で産地直送の特産品がもらえる制度
  • 「普段手が出ないもの」を選ぶと満足度が高い
  • ワンストップ特例なら確定申告不要・オンライン申請も可能
  • 上限額はシミュレーターで必ず確認を
  • 来年収入が下がる方は今年が前納のチャンス。住民税の負担を今のうちに減らしておける

令和2年から続けて、毎年届く特産品が家族の楽しみになっています。難しく考えずに、まず一品だけ選んでみてください。

娘が甘エビで大喜びした顔は、今でも忘れられません。そういう小さな幸せを作れるのも、ふるさと納税の魅力だと思っています。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。控除額・税務処理の詳細はご自身の状況に合わせて各ふるさと納税サイトのシミュレーターまたは税理士にご確認ください。

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