「投資を始めたい」「NISAをやってみたい」
そう思っているあなたへ。投資を始める前に、まずやるべきことがあります。
固定費の削減です。
毎月必ず出ていく固定費を下げることは、節約の中でもっとも効果が長続きします。投資で月1万円増やすより、固定費を月1万円下げる方が、確実で即効性があります。
こんにちは、ゆかたまごです。49歳、子ども3人を育てながら税理士事務所でフルタイム勤務しています。我が家は2009年から少しずつ固定費を削減してきました。最初の目的は貯蓄を増やすことでした。その貯蓄が積み上がり、2018年に投資を始めたことで、さらにお金が育つ仕組みができました。
※本記事の情報は2026年5月時点のものです。各種制度・料金は随時変更されます。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
固定費とは?
毎月必ず出ていく支出のことです。主な固定費はこちらです。
- 住宅費
- 水道光熱費
- 通信費(携帯代)
- 保険料
- 教育費
- 車関係費
この中で我が家が手をつけた順番は、保険→住宅ローン→携帯代です。一つひとつ見ていきます。
保険の見直しで月15,000円削減(2009年頃)
解約前の保険料は月35,000円だった
夫が会社に入社したとき、職場の勧めでたくさんの保険に加入していました。医療保険・生命保険・がん保険・貯蓄型年金保険。合計で月約35,000円。年間42万円です。
住宅ローンを組む前に家計を見直したとき、「この保険料は本当に必要か?」と考えました。
高額療養費制度を知って、医療保険をやめた
調べて初めて知ったのが「高額療養費制度」です。日本の公的保険制度では、1ヶ月の医療費の自己負担に上限があります。一般的な収入の方であれば、どんなに医療費がかかっても月約9万円程度が上限です。
「大きな病気になっても、青天井で医療費がかかるわけではない」
これを知ってから、民間の医療保険の必要性を感じなくなりました。
残したのは死亡保険のみ
医療保険・がん保険を解約し、残したのは死亡保険のみ。夫婦で月約10,000円です。
貯蓄型年金保険は継続したが、今思えば…
1つだけ継続したものがあります。月10,000円積立の貯蓄型年金保険です。解約しても損はしませんが、増えもしない、減りもしない商品です。元本は確保されるので継続しています。
今となっては正直に言います。あの判断は惜しかったです。
2009年から月1万円を投資信託に積立していたら、15年以上の長期投資になります。月1万円を18年間積立投資したらいくらになるか、シミュレーションをこちらの記事で公開しています。
→ 大学費用を貯蓄だけで準備した私が「やり直すなら」と思う方法|月1万円を投資に回すべき理由
当時は投資の知識がなかったので仕方ありませんでした。でも知らないということは損失になると今は感じています。
だからこそ、この記事を読んでいるあなたには、早く知ってほしいのです。知識を得たら、まず動いてみてください。完璧に理解してからではなく、千円の投資から始めるだけでいい。まず証券口座を開くこと。それだけで未来は変わります。
→ 投資が怖い方へ|夫の収入が減る前に動いてよかった話【子ども3人・体験談】
住宅ローンは「返せる額」で借りた(2010年頃)
銀行が提示した「借りられる額」は参考にしない
住宅を購入するとき、ハウスメーカーや銀行は年収をもとに「これだけ借りられます」という金額を提示してきます。でもこれは「借りられる上限」であって「返せる金額」ではありません。
ちょうどその頃、住宅ローンについて書かれた本に出会いました。そこに書かれていたのは「借りられる額と返せる額は違う」というシンプルな考え方でした。当たり前のことかもしれませんが、この言葉が我が家の判断を変えました。
提示された金額をそのまま借りていたら、毎月の返済に追われて貯蓄も投資もできなかったかもしれません。無理のない返済額に抑えたことが、その後の貯蓄と投資の余力を生みました。
固定金利を選んだ理由は「夜眠れる安心感」
我が家は固定金利を選びました。住宅ローンを借りた時期はちょうど低金利時代。結果だけを見れば、変動金利の方がお得でした。こんなにも長くデフレが続くとは、当時は想像していませんでした。
でも先のことは誰にも見通せません。我が家は慎重派なので、固定金利の選択は必然でした。「毎月の返済額が変わらない安心感」は何物にも代えがたく、その安心感があったからこそ、貯蓄や投資に集中できたと思っています。
繰上げ返済で65歳→60歳完済に前倒し
当初65歳完済の設定でしたが、繰上げ返済を続けることで60歳での完済が見えてきました。住宅ローンが終われば、その分がまるごと貯蓄や投資に回せます。
ローンを早く終わらせることも、資産形成の立派な戦略です。
携帯代を格安SIMへ(2015年〜現在)
2015年当時、格安SIMを使っている人は周りにほとんどいませんでした。「マイネオ?なにそれ?」という時代です。正直、怪しいと思っていました。それでも携帯代を下げたくて、数少ない実店舗のひとつにわざわざ足を運びました。
あれから11年。夫婦2台分だけで約224万円の節約になっています。
💡 我が家のおすすめ格安SIM3社
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乗り換えが面倒に感じる方も多いと思います。でも面倒なのは一時だけ。その後はずっと安くなります。
224万円の差を知ったら、動かない方が損だと思いませんか?
→ 格安SIMに変えて11年で224万円節約した話|5人家族の携帯代をリアルに公開【2026年版】
15年間の固定費削減、合計いくら節約できた?
| 項目 | 削減額/月 | 節約総額 |
|---|---|---|
| 保険料 | 約15,000円 | 約270万円(15年) |
| 携帯代(夫婦2台) | 約17,000円 | 約224万円(11年) |
| 合計 | 約32,000円 | 約494万円 |
※住宅ローンは「身の丈に合わせた借り方」のため節約額の算出は省略しています。
月32,000円、総額約500万円。この差額が、そのまま貯蓄になりました。そして貯蓄が積み上がったからこそ、投資を始める余裕が生まれました。
まとめ:固定費を削減して、貯蓄して、投資へ
固定費の削減は、一度やってしまえばあとはずっと効果が続きます。毎月自動的に節約できる仕組みを作っておくことが、長期的な資産形成の一番の近道です。
携帯代の見直しなら、今日からでも始められます。保険も、まずは今の契約内容を確認してみましょう。
固定費が下がった分が貯蓄になり、その貯蓄が投資の原資になりました。我が家はそうやって、少しずつお金の仕組みを作ってきました。
💡 手間は一時。効果はずっと続きます。
まず固定費について考えてみること。削減できそうなことはありませんか?
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最終更新:2026年5月/著者:ゆかたまご|子ども3人・税理士事務所勤務・2018年より投資運用中
※本記事の情報は2026年5月時点のものです。各種制度・料金は随時変更されます。最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。


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