高校無償化になったのに、まだ毎月5万円払ってる。我が家に実感がない理由

教育費・補助金

「高校の授業料が無償化になる」——そう聞いたとき、私はてっきり、毎月の引き落としがゼロになるものだと思っていました。

でも、我が家は今も、普通に払っています。今月も、いつもどおり口座からお金が出ていきました。

「あれ?無償化になったんじゃなかったの?」

正直、まだ実感がありません。同じように「無償化って言われても、うちはまだ払ってるんだけど……」と感じている方に、我が家の場合をそのまま書いてみます。金額も、実感がないという本音も、正直に書きます。

我が家は去年まで「対象外」でした

まず前提として、我が家は娘が高校1年生のとき、授業料を満額払っていました。当時の制度には所得制限があって、我が家はその対象から外れていたからです。

それが、2026年度から制度が変わりました。所得制限が撤廃されて、世帯の年収にかかわらず、すべての家庭が授業料の支援を受けられるようになったんです。(※制度の最新の内容は、必ず文部科学省の公式サイトでご確認ください。2026年時点の情報をもとに書いています。)

つまり、去年まで「対象外」だった我が家が、今年から「対象」になった。これは、本当にありがたいです。

我が家は、年の差婚&子供3人で余裕のある家庭ではありません。もともと教育費は、無理のない範囲で見通しを立ててきました。私立という進路は、その見通しから少しはみ出す選択でもありました。だからこそ、今年から支援の対象になったことは、家計にとって本当に助かっています。

ただ、ここで私が勘違いしていたことがあります。「対象になった=すぐに引き落としがゼロになる」ではなかった、ということです。

それでも、まだ毎月払っている理由

調べてみて分かったのですが、この支援金は、我が家の口座に振り込まれるお金ではありません。国から学校に直接支払われて、授業料に充てられる仕組みなんだそうです。

そして、その支援金が実際に反映されるまでには、審査や判定に時間がかかります。さらに、その間の授業料をどう扱うかは、学校によって対応が違うようなのです。

  • 一度、授業料を払ってから、あとで還付(返金)される学校
  • 毎月の学費から、あらかじめ支援金の分を差し引いてくれる学校

我が家の場合は、まだ判定を待っている状態で、その間は今までどおり普通に引き落とされています。だから「無償化になったはずなのに、まだ払ってる」という状況になっているわけです。

もし今、同じように「うちはまだ払ってるけど大丈夫かな」と思っている方がいたら、一度、お子さんの学校がどちらの対応なのか、確認してみるといいかもしれません。「還付なのか、相殺なのか」で、いつから実感が湧くかが変わってきます。

無償化されるのは「授業料」だけ

ここが、我が家で一番「なるほど」と思ったところです。

娘の高校は、月々の学費が5万5千円くらいです。この5万5千円、まるごと無償化されると思っていたのですが、そうではありませんでした。

無償化(就学支援金)の対象になるのは、このうちの授業料の部分だけ。残りは、無償化になっても払い続けるお金なんです。

我が家の月5万5千円の中身を、ざっくり分けるとこんな感じです。

  • 授業料 …… 無償化の支援の対象になる部分
  • それ以外(積立金・PTA会費・生徒会費・ICT教育費など)…… 月2万円ほど。これは無償化されても残る

つまり、仮に授業料が支援でまかなわれるようになっても、毎月2万円ほどは、これまでどおり払い続けることになります。「無償化=引き落としがゼロ」ではなかったんですね。

この2万円の中身は、学校生活に必要なお金です。積立金は修学旅行などのため、ICT教育費はタブレットや校内のネット環境のため。どれも「授業料ではないけれど、通うのに必要なお金」です。無償化のニュースだけを見ていると、つい見落としてしまう部分だと思います。

授業料以外にも、私立にはお金がかかる

毎月の学費以外にも、私立ならではの出費はあります。

たとえば制服。我が家は入学のときに、16万円ほどかかりました。これは入学時だけの出費ですが、それでもまとまった金額です。無償化とは関係なく、必要になるお金です。

それから、私立と一口に言っても、学校によって費用はずいぶん違うようです。友人の子が通う別の私立は、我が家より毎月少し高いと聞きました。「安い私立」と「高い私立」があって、我が家はどちらかというと安いほうの私立なんだそうです。

修学旅行も、学校によって差が大きいです。娘の高校は近場で、そこまで高くありません。上の子が通っていた公立高校は、国内の旅行でした。一方で、私立の中には海外へ修学旅行に行く学校もあって、その場合はまた費用が変わってきます。

「私立は高い」とひとくくりにされがちですが、実際には学校ごとに全然違う。ここは、実際に通わせてみて分かったことでした。

まとめ:無償化はありがたい。でも「タダ」ではない

制度が変わって、去年まで対象外だった我が家も支援を受けられるようになりました。これは素直にありがたいことです。

ただ、今回いろいろ調べてみて分かったのは、次の3つでした。

  • 「無償化になった=すぐ引き落としがゼロ」ではない。実感が湧くまでには時間差がある
  • 還付なのか相殺なのか、対応は学校によって違う。自分の学校がどちらか確認しておくと安心
  • 無償化されるのは授業料だけ。積立金やPTA会費、制服代など、残るお金もちゃんとある

「無償化」という言葉のイメージだけが先に走ってしまうと、「あれ、まだ払ってる」と戸惑ってしまいます。私がまさにそうでした。

でも、仕組みが分かってみると、「なるほど、そういうことか」と落ち着いて受け止められるようになりました。慌てず、まずは自分の学校の対応を確認して、授業料以外にかかるお金も含めて、家計の見通しを立てておく。それが、無償化とうまく付き合うコツなのかなと思っています。

我が家はまだ「実感がない」段階ですが、実際に引き落としが変わったら、また続きを書きたいと思います。

📖 あわせて読みたい

投資をしない娘に、私が用意した「保険」という武器

📖 教育費の全体像はこちら

子ども3人、教育費はいくらかかる?我が家のシミュレーション

コメント

タイトルとURLをコピーしました