※子ども3人家庭のリアルなお金の話です
真ん中の娘(ふぅちゃん・高校2年生)は、几帳面ではなく、3人兄弟の中で一番整理整頓が苦手なタイプです。
でも、カンカンの貯金箱に100円玉を何枚入れたか、ちゃんと記録しています。缶を開けなくても、今いくら入っているかすぐ答えられます。
小学4年生から、ずっと。
目次
きっかけは一つの貯金箱だった
ふぅちゃんが小学4年生のころ、コーヒー缶のような貯金箱を買いました。
本来は500円玉を入れて10万円を貯めるための貯金箱です。でも娘が入れていたのは100円玉。コツコツと、1枚また1枚。
最初は「満タンにしたい」という気持ちで始めたようですが、途中からは「何枚まで入れられるか」というチャレンジに変わっていったようです。「もう少し入るかも」「何枚まで行けるかな」——気づいたら、それが楽しみになっていたみたいで。小4から高2まで、6年以上続けていました。
6年で470枚・47,000円。もう一枚も入らない満タンの貯金箱
高校2年生の今年、ついにカンカンが満タンになりました。もう一枚も入らない状態です。

缶はまだ開けていません。持ち上げると、めちゃくちゃ重い。100円玉470枚分の重さです。それでも470枚・47,000円入っていることはわかっています。ずっと記録してきたから。
私が「すごいね」と言うと、とても満足している感じでした。そりゃそうだ、6年間の継続の結果ですから。
「何に使うの?」と聞くと、「いつでも両替してあげるよ」と言われました。
……使う気、あるのかな(笑)。
バイト代は常に30,000円残す
ふぅちゃんは高校生になってからアルバイトをしています。目標は海外旅行。そのために貯めたいと思っているようです。
ただ今は友達付き合いが多くて、なかなか貯まらないとのこと(笑)。それでも口座には常に30,000円以上残っている状態にしているそうです。それ以下になると不安になると言っていました。
誰かに教えたわけでもなく、自分で決めたルール。「何かあったときのために残しておきたい」という感覚が、自然と身についているみたいです。
📌 これって生活防衛資金では?
お金の世界では「生活費の数ヶ月分を手元に残しておく」ことを生活防衛資金と言います。娘は誰に教わるでもなく、高校生のうちにその感覚を持っていました。
使う時には使う。「今しかできないから」
かといって、ケチケチしているわけでもありません。
良い化粧品を買ったり、友達とごはんに行ったり、遊びに行ったり。そういうことにはちゃんとお金を使います。私より良い化粧品を使っていることもあります(笑)。
口癖は「今しかできないことだから」。
30,000円という自分の安全圏はしっかり守りながら、それ以外は今この時間を最大限に楽しむ。そのバランスが、自然とできているんだと思います。
「なんで投資が嫌なの?」と聞いてみた
娘は、投資には興味がありません。
私がNISAやオルカンの話をしても「別にいい」という感じ。せっかくだから聞いてみました。「なんで投資したくないの?」と。
答えは一言。「普通に働いて稼ぐからいい」
そうか、そういうことか。難しいとか怖いとかではなく、シンプルに自分は働いて稼ぐスタイルでいく、ということみたいです。それはそれで、ちゃんとした答えだと思いました。
娘が興味のないことに、心は全く動かないというのは親としてよくわかっています。自分で興味が出たときに聞いてくるだろうから、そのときに話せばいい。今は何も言いません。
我が家の一つだけのお金のルール
投資については何も言いませんが、一つだけ子どもたちに厳しく伝えていることがあります。
「お金の貸し借りは、少額でも誰ともしない。たとえ兄弟の間でも」
これは私が母から言われて育ったことです。少額だからいいか、家族だからいいか——そう思いたくなる場面はあります。でもお金の貸し借りは、どんなに仲の良い関係でも、こじれる原因になります。だから誰との間でも、きっちり分けておく。
母から私へ、私から子どもたちへ。このルールだけは、ちゃんと受け継いでいます。
娘には娘のやり方がある
私は投資が自分には合っていると思っています。でも、それが誰にとっても正解だとは思っていません。
興味がない人に話すこともしないし、ましてや子どもに押し付けることもしない。困ったときに「こんな方法もあるよ」と選択肢を伝えることはあっても、動くかどうかは本人が決めること。自分で選んで、自分で責任を持つ。それが一番大事だと思っているので。
娘は投資をしない。整理整頓は苦手。でも6年間コツコツ100円玉を貯めて、バイト代もきちんと管理して、好きなことには惜しまずお金を使っている。
それって、十分すごいことじゃないかなと、母としては思っています。
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※投資は元本保証ではありません。余裕資金の範囲内で、自己責任でお取り組みください。

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