子どもの大学費用って、いくらかかるんだろう?」
「3人分、ちゃんと準備できるかな…」
子育てをしていると、こんな不安がふとよぎることはありませんか。
こんにちは、ゆかたまごです。 49歳、子ども3人(18歳・16歳・13歳)を育てながら、税理士事務所でフルタイム勤務しています。
わが家が選んだのは、
「投資ではなく、確実に貯める方法」
その結果、2026年春に大学へ進学した長男は18歳時点で400万円を達成。 長女(16歳)・次女(13歳)も同じやり方で、貯蓄継続中です。
「どうやって続けたの?」「仕組みを教えて!」という声をよくいただくので、 この記事では、わが家が「なぜ貯蓄を選んだのか」「どうやって18年続けたのか」を、包み隠さずお伝えします。
この記事でわかること
- 大学費用を「投資に頼らない」と判断した理由
- 目標を一人400万円に設定したわけ
- 18年続けたシンプルな4つの仕組み
- 長男・長女・次女それぞれのリアルな貯蓄状況
- 夫の定年と大学進学が重なる家庭の対策
1. 大学費用を「減らせないお金」と捉えた理由
大学費用には、他のお金と決定的に違う特徴があります。
- 使う時期がほぼ決まっている(18歳になったとき)
- 必要な金額もだいたい決まっている(入学金・授業料など)
- 足りなかったときの代わりが利かない
老後資金なら、「使う時期をずらす」「生活を少し縮める」という調整もできます。 でも子どもの入学式は、待ってくれません。
だからこそ、わが家では、
「減る可能性のある投資には回さない」
という判断をしました。
投資を否定しているわけではありません。 わが家は別枠でNISAも7年続けています。 ただ、それは老後資金と”もしもの備え”のため。
基礎の大学費用は確実な貯蓄で守る、という役割分担です。
(NISAの運用については別記事で詳しく書く予定です)
2. 目標を「400万円」にした理由
目標は、子どもが18歳になるタイミングで一人400万円に設定しました。
内訳(ざっくり計算)
受験費用・入学金・4年分の国公立大学の授業料を合計すると、おおよそ400万円。 「国公立・自宅通学」という条件での計算です。
私立・一人暮らし・大学院は?
400万円では足りません。 でも、
「きっちり全部準備できなくても、多少の余裕ができれば十分」
というスタンスでいることが、長続きの秘訣でもあります。 足りない分は、その時の家計・奨学金・NISAの運用益で補えばいい。
100点満点を目指さないと決めると、18年続けることがぐっと楽になりました。
「3人それぞれに平等に準備する」というこだわり
子どもたちに同じ金額を準備する、これはわが家のこだわりです。 「長男だから多め」「末っ子だから少なめ」はしたくない。 均等に準備することが、親としての一つの愛情表現だと思っています。
3. わが家の貯め方|やったことはたった4つ
難しいことは一切していません。 シンプルなことを、仕組みにして続けただけです。
(1) 子育て支援金はすべて子ども口座へ
- 児童手当
- 出産祝い金・入学準備金
- 各種給付金
これらは生活費には一切回さず、全額子ども名義の口座へ。 「もらったら即、子どもの未来へ」というルールにしていました。
(2) 子ども名義の口座で生活費と完全に分ける
専用口座を作ることで、「このお金には手を付けてはいけない」という意識が自然と生まれます。 通帳を見るたびに残高が増えていくのが、地味にモチベーションになりました。
(3) 自動積立で「使わない仕組み」を最初に作る
意志の力では、18年は続きません。
自動で引き落とされる設定にしておけば、毎月の意思決定がゼロになります。 「考えなくても貯まる」状態にすることが、長続きの一番の秘訣でした。
(4) 学資保険|月5,000円で18歳時100万円を確実に確保
400万円のうち100万円は、学資保険で準備しました。
- 月々の負担:約5,000円
- 18歳時の受取額:100万円
- 加入時期:子どもが小さいうちに(早いほど月々の負担が軽い)
「絶対にこの金額は受け取れる」という安心感は、他では代えられないものがあります。
プラスα|お祝い金もすべてこの口座へ
お食い初め、七五三、入学祝い、合格祝い。 祖父母や親戚からのお祝い金も、すべてこの口座に入れてきました。
「臨時収入は”未来の子ども”へのプレゼント」
という考え方が、自然にできるようになっていきました。
4. 3人のリアルな進捗
長男(18歳・大学1年生)|400万円 達成✓
2026年春、長男が大学に入学しました。
18年かけて積み上げた400万円で、入学金・初年度費用・授業料の計画が整っています。
「一人目で計画どおり到達できた」という事実が、 わが家の貯蓄設計が間違っていなかった証明になりました。 これが何よりの自信になっています。
長女(16歳・高校2年生)|あと2年、順調に継続中
同じ仕組みで、淡々と積み立て中。 あと2年で18歳、目標の400万円に向けて順調に進んでいます。
次女(13歳・中学1年生)|一番長く積立期間が残っている
次女はまだ期間が長く残っています。 でも焦る必要はありません。同じ仕組みを、ただ続けるだけです。
「3人分で1,200万円を全部貯め終えた!」のゴールはまだ先ですが、
同じ仕組みを続けるだけで、ゴールが見えてくる
これが積立の強さだと実感しています。
5. 夫の定年と大学進学が重なるわが家の事情
わが家には特別な事情があります。
夫婦で年齢差があり、夫の定年と子どもたちの大学進学の時期が重なるのです。
- 夫が退職する時期
- 子どもたちが次々と大学へ進む時期
この二つがほぼ同じタイミングで来る家庭にとって、これは無視できないリスクです。
だからこそ、
「収入が変わる前に、大学費用の基礎は先に仕上げておきたい」
と考え、早い段階から積み立てを始めました。
同じような状況のご家庭にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
6. 正直な気持ち|「減らさない安心」を選んで良かったと思う理由
最初は、投資を知らなかったから貯蓄にしていた
ここは正直に書いておきたいのですが、 大学費用を貯蓄で準備しようと決めた理由のひとつに、
「当時、投資のことをよく知らなかった」
という事実があります。
わたしが投資(NISA)を始めたのは7年前のこと。 それまでは投資という選択肢自体が、あまり身近ではありませんでした。
ただ、ここが大事なところで――
投資を知ってからも、大学費用だけは貯蓄を選び続けています。
「知らなかったから仕方なく」ではなく、 知った上で比べて、それでも貯蓄を選んでいる。 そこには、ちゃんと理由があります。
投資の方が増えていた可能性もある
正直に言うと、投資を始めた7年前からNISAで同じ金額を運用していれば、一人あたりかなりの差が出ていたかもしれません。
でも未来は、誰にも見通せません。
リーマンショック級の暴落が大学入学直前に来ることもあれば、収入が途中で変わることもある。
だから、
「減らさない安心を優先した結果、この形になった」
それで良かったと、今でも思っています。
大学費用と老後資金は”役割分担”している
- 大学費用の基礎 → 確実な貯蓄(この記事)
- 老後資金と”もしもの備え” → NISA(別記事)
「確実に守る貯蓄」と「柔軟に育てる投資」の両輪があるからこそ、 教育費のピーク期を落ち着いて迎えられています。
まとめ|「減らさないこと」を優先した、わが家の選択
大学費用は、避けて通れない大きな出費です。
正解はひとつではありませんが、わが家はこの方法を選びました。
- 子育て支援金・お祝い金は全額子ども口座へ
- 学資保険で100万円を確実に確保(月々5,000円)
- 「使わない仕組み」を最初に作って、意志の力に頼らない
- 一人400万円を目標に、長男は達成・長女次女は継続中
- 足りない分は、奨学金・家計・NISAで柔軟に対応
わが家が18年かけて実感したのは、
「仕組みさえ作れば、続けることは難しくない」
ということです。
同じように子育てと教育費の準備に向き合っているママ・パパに、少しでも参考になれば嬉しいです。
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