投資に興味のない娘の「保険」|資格を武器に生きる高校生、心配していない理由

子どものお金教育

※子ども3人家庭のリアルなお金の話です

前回、投資にハマる大学生の息子の話を書きました。

👉 大学生の1万円は大人の1万円じゃない|投資する息子に教えている3つのルール

あの記事の中で、「労働収入だけじゃなく、投資という収入の柱がもうひとつあることは保険になる」と書きました。読んでくれた方の中には、こう思った人もいるかもしれません。

「じゃあ、投資をしない娘さんには、保険がないのでは?」

その通りです。高校2年生の娘は、投資には興味がありません。でも、心配はしていません。今日はその理由を書きます。


夢は、中学生のときからずっと「保育士」

娘の夢は保育士です。中学生のころからずっと、ぶれたことがありません。

今は普通科ではなく、介護と保育のコースがある高校に通っています。保育士の資格は独学で取れるルートもありますが、娘は勉強がそこまで得意なタイプではないので、大学か専門学校に進学するのが一番の近道だと思っています。本人もそのつもりでいますが、正直なところ、進学できるかどうかはまだ分かりません。

選べる学校も、できることも、都会に比べれば限られた場所に住んでいます。それでも娘は、自分の好きな道に向かって、今できることを積み重ねています。


学校も、バイトも、友達と遊ぶことも、全部全力

娘は高校に入ってすぐからアルバイトを始めました。月の収入は平均5万円、長期休みになると7万円ほどになることもあります。

学校の保育の実習、部活、バイト、友達と遊ぶこと。どれも手を抜かず、全力でやっています。家に帰ってくると、倒れるように寝てしまう毎日です。正直「もう少し勉強もしてほしいな」と思うこともあります(笑)。

それでも娘の口癖は「今しかできないことをやる」。これは投資をすすめている私が、息子に話していることと、実は同じです。投資はしていなくても、お金や時間の使い方の感覚は、ちゃんと娘の中にもあるんだと感じています。


お小遣いを渡さなくなってから、お金を貸してと言われたことがない

高校に入ってバイトを始めてから、お小遣いは渡していません。それでも、お金を貸してほしいと言われたことは一度もありません。

稼いだお金は、今を全力で楽しむことに使っているようです。友達とご飯に行くことが多く、美容院の縮毛矯正代も自分で払っています。先日はクーポンがあったとかで、ウーバーイーツでアサイーを頼んでいました。私はウーバーイーツの使い方すら知らないので、子どもの方がよっぽど今どきです。

かといって、何も考えずに使っているわけでもありません。部活の遠征で競技場まで行くとき、バスの本数が少なくて不便なので、友達数人でタクシーをあいのりした方が安いと計算して、タクシーを選んだこともあるそうです。公共交通機関が不便な土地ならではの事情ですが、ちゃんと損得を考えてお金を使っているんだなと、感心しました。


クレームにも笑顔で。バイト先で見えてきた「保育士の芽」

娘のバイト先はマクドナルドです。お客さんからクレームを言われることもあるそうですが、それでも笑顔で接客しているようで、おかげさまでたくさんシフトに入れてもらえていると話していました。

「お客さんの子どもがすごく可愛かった」と嬉しそうに話してくれる日もあります。資格はまだ持っていませんが、人に向き合う力は、もう今の仕事の中で育っているように感じます。


まとめ|保険はないけど、心配していない理由

娘には、息子のような投資という保険はありません。それは事実です。

でも、自分で稼いで、自分で考えて使って、人に向き合いながら働く力は、もうちゃんと持っています。資格が取れるかどうかは、これからの話です。それでも、限られた環境の中で、今できることを全力でやっている娘を見ていると、この先もきっと、自分の力で逞しく生きていくんだろうなと思っています。

娘は「大学に進学したら一人暮らしをしたい」と話しています。貯金がどれだけ続けられるかは分かりませんが、「いいんじゃない」と伝えてあります。できるかどうかは本人次第ですが、自立したいという気持ちには、反対する理由がありません。

投資という保険がなくても、心配していないのは、たぶんそういう理由です。

3人いれば3通り。それぞれのお金との向き合い方を、これからも見守っていきたいと思っています。

最終更新:2026年6月/著者:ゆかたまご|子ども3人・税理士事務所勤務・2018年より投資運用中

※本記事は体験談・子育ての考え方の共有を目的としており、特定の進路や生き方を推奨するものではありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました